「じゃじゃ馬ならし」「楊貴妃」「コードギアス」
皆様、GWはいかがお過ごしでしたでしょうか?
私は家でのんびりとDVD三昧の日々でした。
例によって例のごとく近所のTSUTAYAで借りてきた旧作を。
今回はエリザベス・テイラー主演の「じゃじゃ馬ならし」と「楊貴妃」の1,2巻。ついでにあちこちで見かけるので「コードギアス」も1本。
クラッシックに史劇ドラマにアニメと見事にジャンルがばらばらですが、まぁいつものことです。
まずは「じゃじゃ馬ならし(The Taming of the Shrew)」。
シェイクスピア原作、1967年フランコ・ゼフィレッリ監督。
エリザベス・テイラーとリチャード・バートンが主演という豪華なキャスティングに、それに勝るとも劣らない衣装と背景。
あの袖のふくらみ具合といったらすごいものがあります。
じゃじゃ馬娘のカタリーナの暴れっぷりを演じるエリザベス・テイラーはすさまじいです。この演技がまた合っているんですよ。
ですがさすが彼女はやはり女王様です。
結婚式の花嫁衣裳に改めた彼女の美しさと存在感、そしてあたりを睥睨するかのような威厳っぷりはヨーロッパ版のクレオパトラでした。
片田舎の城主の妻なんかに納まりきれるはずがない。
この映画、でも面白かったのは結婚式が終わるまででしたね。
その後がいただけません。
女王さまに従順で貞淑な妻は似合いません。最後の「妻女としての美徳と心得」みたいなものを演説するシーンの、夫への挑みかかるような目。あれこそが彼女です。
ついでに夫役のリチャード・バートンの役どころも、途中までは金めあてで、お金持ちのカタリーナを「金さえもっていれば、性格、容姿などはどうでもいい」と、機転を利かせたセリフと強引な態度がとっても楽しかったのですが、結婚してから妻を従順な女へと調教(もうこう書いてもいいでしょう。なんと言ってもタイトルが「じゃじゃ馬ならし」なのですから)するための態度が酷い。
しかしこの調教方法は原作にもあるから原作どおりといえば原作どおり。
ただ、脚本が悪いのか演出が悪いのか、演技が悪いのか、どうもただの粗暴で無教養な男にしか見えない上に、ところどころに見え隠れする、どうにも厳格に妻を調教する強い男になりきれないそぶりや表情が話にのめりこむのを妨げます。
特にラストとか。
あれでは従順を装って、男を良い様に飼いならしているカカア殿下と、一見亭主関白のくせに、まるでお釈迦様の手のひらの上でいい気になっている孫悟空の関係です。
ついでにこの二人の結婚のきっかけとなった、妹ビアンカやその結婚相手となる男ルーセンチオはすっかり影が薄くなっていました。
あ、ビアンカって最初見た時思ったのですが、多分一番したたかで計算高いある意味女らしい女だと思いますよ。
相手によって態度を一切変えない姉のカタリーナの方が純粋でしょう。
そこがまたお互い嫌いだったんでしょうが。
「楊貴妃」
以前ブログでご紹介した「楊貴妃」とはまた違う作品です。
やはり製作は香港なのですが、2000年の作品。監督は梁宏發(カント・レオン) 。主演は黄祖兒(らしい)。
2000年に香港でTV放映されたそうですが・・・これを?深夜枠ですか?ひょっとして。
パッケージの裏の紹介を見て、「あー、日本にある香港ドラマとかって必ずHシーンあるよね(-_-)」とは思いましたが・・・
濡れ場シーンが長すぎ。
おまけに多い。
日本なら当然暗転になるシーンでアングルを変えて押し倒した(あんたさっき別方向に向けて押し倒してたじゃん)ところから本番が開始。
「もうそろそろ終わるだろう」と思ってもまだ続く。いい加減飽きて早送り。「・・・まだ終わらない」一体何分間濡れ場にとっているのでしょうか。早送りする時間すら結構長かったのですが。
半額クーポン使用だし、GWだからたっぷり時間もある、でもお試しだし・・・と2本しか借りなかったのですが、ほとんど義務感のみで見ました。
もう続きは借りません。
長い上に1本のDVDに2,3回はある濡れ場シーンを早送りで見ていると、「あ、このシーン使いまわし」とか、「この体位はまだ出てなかったな」とか妙に冷静に分析してしまうのは現実逃避なのでしょうか。
まぁエッチぃシーンに対しての不満はこの程度でやめておきます。
前回紹介した「楊貴妃」が良い人タイプの解釈なら、こちらは悪女タイプ。どちらかというと根本的な部分ではこちらの方が恐らく史実に忠実ではあります。
ちゃんと楊玉環は息子の妻だったし。
玄宗皇帝の祖母にあたる則天武后の役の人が美人さんでした。
さて、楊貴妃役の人ですが・・・
初登場シーンに白く煙るフィルターがかかっているのを見て思ったことは「幻想的に美しく見せようという効果もあるだろうが、これは多分に肌の粗を隠すための効果だろう」でした。
それからも顔の肌理がわかるほどのアップになると白のフィルターがかかり、ほぼ確信を持ってしまったのですが。
梅妃がきつめの美人さんなのですが、梅の花の花鈿(花子)を額に描いているのがわかりやすいです。
彼女には近寄ってもフィルターがかかりません(笑)回想シーンは別として。
衣装や美術が目的で見たのですが、あまりバリエーションは楽しめませんね。
舞姫たちの髪型をもっと詳しく見てみたかったです。ちなみに脇役は全員おんなじ髪型とおんなじ衣装です。
官服の官吏のみなさまはともかくとして、後宮で栄華を極めているはずの妃もほぼ着たきりすずめ&同じ髪型。
官女or侍女にいたっては全員似合うが似合うまいが同じ髪形に同じ衣装。お仕着せとはいえ、あの衣装はちときんきらしすぎのような気もしますが、彼女たちだって少しは髪型ぐらい変えていたでしょうに。
まぁ、ドラマ製作の経費削減&わかりやすさを目指したのでしょう(ということに)
「コードギアス」
アニメです。
エンディング曲が印象深いですが、とにかく歌いにくそうな歌でした。
絵は綺麗です。
話はまだ始まったばかりなのでなんとも。
ただ一つ強烈に思ったこと
「1本1話かよ!?」
・・・半額で良かった。
これならネットで1話ずつ見ても同じことかも。
でもとりあえず、これはまだ続きを借りようとは思いました。
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