モラルか性格か
先ほど、足を踏まれて腹を立て、足を踏んだ相手を線路に突き落とした男性の記事を読みました。
朝といわず昼といわず、都会の駅はとにかく人が多いです。
満員電車など、カーブでふらふらっとなったら最悪隙間が見つからず片足で立つ時も。
そんな状態なんだから、足を踏まれるなんてことは結構よくあることだと思うのですよ。
そんな時は相手だって「踏んでやろう」なんて思ってわざとやっていることではないのだろうし、普通は「すみません」って言うものだと思うのですが。
読んだ記事には相手詳しいいきさつは書いてなかったのですが、常識で考えると足を踏んだ男性も一言謝ったと思います。
もし踏んだこと自体に気付かなかったり、気付いてても一言もなかったとしたら、それは腹が立つでしょうが。
あ、今聞いたのですが、踏んだ男性は携帯に夢中になっていたそうです。ひょっとして一言の謝罪もなく踏んだ後も携帯とにらめっこしたままだったのでしょうか。
・・・それは私でも腹が立ちます。
でも。それでも。
線路に突き落とすのはやりすぎでしょう。
それで思い出したのですが、昨夜帰り道で、車一台しか通れない道で、近所のお店の店員さん(アルバイトでしょう)が大きなカート3台に商品の詰まっているであろうダンボールをぎっしりと詰まったものを一度に移動させていました。
それだけでも結構無茶だと思うのですが、ちょうどその時、その道に車が入ってきました。
その店員さんは脇に避けようと3台を苦労して移動させて、当然車はその間待たされていたのですが。
車が開いたスペースを徐行していた時か通り過ぎた時です。
その店員さん。
「早く行けよ!!#」(恐ろしくヤンキー(死語)な乱暴なしゃべり方で)
・・・心臓冷えました。
いや、普通に考えて3台もいっぺんに移動させようとしている自分が元々無謀でしょう。
そんな横着してはいけないと思います。
業務用のカートだから身長ぐらいの高さがあって、しかもそれに荷物がぎっしり載っているかなり不安定な状態なのに。
それとも「3台ぐらい一度に運べるでしょう。無駄に何回も往復して時間を潰さないように」という指導でもされているのでしょうか。
私はそんな場面なら、「あああ、道ふさいじゃってすみません!今脇に寄りますから・・・;;;」と車の方に対して申し訳なく思うのですが。
(まず第一に3台も一度に移動させるなんてチャレンジャーなことはできませんが)
昨今の考え方からいうと私は古いのでしょうか。
もっと自分本位に考えるのが最近の考え方なのでしょうか。
最近の若者(いえ、若者に限らず)は怖くて注意することもできません。
まったくもって「美しい国」とは程遠い心情に思えるのは私だけでしょうか。
「昔は良かった」などと言えるほど長生きしているわけではないです。
他の方にえらそうに主張できるほど心が強くもないし、人格者でもないのです。
でも、以前はもうちょっと日本人は我慢強いというか、他人に寛容でいられた人が多かったような気がするのです。
一昔前にはやった「オバタリアン」という言葉は、羞恥心も遠慮もなくなって自分本位に振舞う中年女性を皮肉った名称だったと思うのですが、最近は老若男女を問わず「モラルの低下」が叫ばれているようです。
「モラルの低下」や「考え方の変化」の原因はさまざまな要因が研究されていて、興味深く思っておりますが、時代の変遷と言ってしまえば一言ですみますが、やはり空しく感じられてしまうものです。
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